栃木県産業技術センターと菊の里酒造(大田原市片府田、阿久津信(あくつまこと)社長)は13日までに、本県オリジナル酒造好適米「夢ささら」を使ったアルコール分8%の低アルコール清酒を開発し、商品化した。アルコール分が低い清酒は香味のバランスを取るのが難しいとされ、10%を下回る清酒は県内初という。夢ささらの新たな可能性を探ろうと、両者で独自の製法を確立した。
酒類市場は若者などからの人気の高まりで、リキュールの2021年度の販売額が10年度と比べ46%増えるなど、低アルコール飲料が伸長している。一般的にアルコール分が15~16%の清酒も、近年13%前後が増えているという。
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