出荷されたブドウを確認するJAしもつけの職員ら

 【栃木】JAしもつけの大平町ぶどう組合は7日、大平町西山田の大平地区ぶどう集荷所で、今シーズンのブドウを初出荷した。

 同所、塩田修一(しおだしゅういち)さん(36)ら2戸の農家がハウス栽培の種なし巨峰約50箱を持ち込み、同JA職員らがブドウの品質や大きさを確認した。

 今年は燃油高騰の影響でハウスの加温時期が遅れ、昨年より約2週間出荷が遅くなった。同組合によると、ハウス栽培の品種は6月下旬に出荷のピークを迎える。その後、露地栽培の巨峰やシャインマスカットなどの出荷が10月上旬まで続くという。

 須藤勲(すとういさお)組合長(68)は「組合では朝に収穫したブドウを当日中に出荷している。新鮮さが売りなのでぜひご賞味願いたい」と話している。