SDGsカルタを手にする小山西高JRC部のメンバー

SDGsカルタを楽しむ豊田小の児童ら

SDGsカルタを手にする小山西高JRC部のメンバー SDGsカルタを楽しむ豊田小の児童ら

 【小山】小学生に持続可能な開発目標(SDGs)について楽しみながら学んでもらおうと、小山西高JRC部の生徒たちはオリジナルの「SDGsカルタ」を作成した。生徒たち自身で17の目標に関する具体的な言葉を考え、イメージに合わせてイラストを描いた。部長の3年中内(なかうち)ウィリアムさん(17)は「実際に世界を変えられるのは子どもたち。SDGsを知ってもらうきっかけになるといい」と話している。

 かるたはA5判で50枚1セット。昨年から部の主要な活動の合間を縫って制作に取り組んできた。

 「温かなご飯食べられることに感謝しよう」「目指そう差別のない平等な世界を」といった読み札の文言などは、顧問の布川裕美(ぬのかわひろみ)教諭らのアドバイスを受けながら推敲(すいこう)を重ねた。漢字には振り仮名を付けるなどして配慮。イラストもイメージと合うかどうかにこだわり、描き直しの労を惜しまなかったという。

 同部の生徒6人は2日、同校近くの豊田小を訪れ、4年生の児童約40人を前に、SDGsについて説明。二つのグループに分かれてかるたを体験してもらった。児童たちは夢中になって絵札を追っていた。

 参加した斎藤琥生(さいとうこう)君(9)は「かるたは楽しかった。自然を守ろうというカードが気に入ったので、これから心がけたい」と笑顔を見せた。

 同部の3年石井風雅(いしいふうが)さん(17)は「子どもたちに遊びとして伝えることは大切だと実感した。大人になって思い出してくれるといい」と児童たちの反応に手応えを感じた様子。同部は今後も小学校との交流を続ける考えで、中内さんは「子どもたちにより分かりやすい方法を試行錯誤していきたい」と表情を引き締めた。