田沼小から出発する参加者たち

 【佐野】「第19回佐野ウォークラリー大会」が4日、田沼小を発着点に開かれ、親子連れなど58組252人が旧田沼町周辺の街歩きを楽しんだ。

 一瓶塚稲荷神社などの名所を巡る「こみちワクワクコース」と、田沼児童館をはじめとした施設を回る「ドキドキたんけんコース」の2コース(いずれも約4キロ)を設定。ゴールまでの到着時間を換算した点数と、コース途中に設置されたチェックポイントで行うゲームやクイズの得点を合わせた得点を競った。

 参加者は青空の下、大会スタッフらに「行ってらっしゃい」と見送られながら、3分おきに1組ずつ出発。じゃんけんやおみくじなどのゲームに挑戦しながら街じゅうを散策し、最後はチームそろって達成感あふれた表情でゴールをくぐった。

 家族4人で初めて参加したという吉水小3年八下田侑也(やげたゆうや)君(8)は「途中のゲームが楽しかった」と笑顔。姉の同5年好椛(よしか)さん(10)は「道に迷って大変だったけど、チェックポイントのおみくじで当たりが出てうれしかった」と声を弾ませていた。