苗を植える児童たち

 【鹿沼】宇都宮人権擁護委員協議会鹿沼部会は31日、みどりが丘小で「人権の花」運動として花苗の贈呈式を行った。

 植物の手入れを通じて、児童に思いやりの心を育んでもらうのが狙い。贈呈式には、市内を拠点に活動する人権擁護委員2人と同校園芸委員会の児童16人が参加した。

 同委員がマリーゴールドやサルビアなどの苗計164本とプランターなどを手渡した後、児童は手分けして苗をプランターに植えていった。同委員会の山内佑夏(やまうちゆうな)委員長(11)は「人権について考えてみようと思いました」と話した。花は昇降口付近で育てるという。

 今後、上南摩小、南摩小、楡木小でも同様の贈呈式を行う予定。