【日光】上三依の上三依水生植物園で、群生する約3500株のクリンソウが見頃を迎え、ピンクや白、黄など色とりどりの花が来場者を楽しませている。
同園では日本に自生するピンクや白だけではなく、東南アジア原産の黄色い「キバナクリンソウ」も見られる。標高2千メートル級の湿地で育つ花のため、冷たい沢の水を引くなどの工夫をしながら世話をしている。
6月上旬まで楽しめるといい、高宮達也(たかみやたつや)園長は「今年もきれいに咲いた。管理を続けていくためにも、より多くの人に足を運んでいただきたい」と話した。
入園料は一般500円。午前9時〜午後4時半。(問)同園0288・79・0377。