【宇都宮】地質学者や郷土史研究家らでつくる「徳次郎石研究会」はこのほど、かつて市北部の丘陵地帯で採石された長岡石とみられる軟石で造られたかまどを長岡町の2軒の民家で発見した。少なくとも昭和30年代まで使われていたとみられる。このかまどを研究しようと、このうちの一つを同会のメンバーで小山高専建築科の小林基澄(こばやしもとすみ)助教(31)の研究室に移送した。小林助教は「かまどはほとんど残っておらず、とても貴重。地域の石を使った当時の生活文化や産業を明らかにし、発表していきたい」と話した。
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