北関東最大級のアマチュア音楽フェスティバル「ミヤ・ストリートギグ2023」が20日、栃木県宇都宮市の中心市街地で始まった。新型コロナウイルス感染症の制限がなくなってから初の開催となり、出演者らはマスクを外し思い切り歌声や演奏を街なかに響かせた。21日まで。
第44回宇都宮市民芸術祭の一環で、今年は新たにJR宇都宮駅東口の交流拠点施設「宮みらいライトヒル」(21日のみ)を加えた8会場で開催。2日間で市内外の186団体約980人がジャズやロック、ポップスなどさまざまなジャンルの音楽を奏でる。
曲師町のイベント広場のステージに出演した市内のゴスペルグループ「ウエスト フィールズ」の奈良原喜代美(ならはらきよみ)代表(57)は「解放感が違います。久しぶりにマスク無しで歌えて本当に良かった」と充実した表情を浮かべていた。