見頃を迎えたハンカチノキ

 【鹿沼】栃窪の鹿沼錦鯉(にしきごい)公園でハンカチノキが見頃を迎えている。

 中心にある花を覆うように付く直径10センチほどの苞(ほう)葉が、白いハンカチのように見えることが名前の由来とされる。高さ3メートルほどの落葉高木で、同公園の約7ヘクタールの沼の北側に4本自生しており、今年は例年より1週間ほど早い5月初旬に咲き始めた。

 12日は時折強く吹く初夏の風に苞葉がひらひらと揺れていた。天候次第だが、今週いっぱいは楽しめるという。同公園ではシャクナゲも見頃を迎えている。