アユなどを食い荒らす水鳥・カワウの県内生息数(推定)が2018年度以降、1500羽前後で推移していることが13日までに、県自然環境課のまとめで分かった。県は目標生息数を「冬期千羽」として対策に取り組み捕獲数は増加傾向にある一方、県外からの流入も増えたとみられ、生息数は下げ止まっている。小型無人機「ドローン」を導入するなどさまざまな対策を打つが、目標達成までには長期戦の様相となっている。
県によると、カワウは1989年の渡良瀬遊水地内の谷中湖完成以降、定期的に飛来するようになった。県内全域に生息エリアを拡大していき、2016年度は2500羽を超えた。
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