福岡市で7月14〜22日開かれる飛び込みの世界選手権日本代表が28日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で公開練習を行い、宇都宮市出身で女子の榎本遼香(えのもとはるか)(栃木トヨタ)、男子の須山晴貴(すやまはるき)(NSP宇都宮)ら男女9人が技を磨いた。
昨年の世界選手権男子高飛び込みで銀メダルを獲得した16歳の玉井陸斗(たまいりくと)(JSS宝塚)、前回女子シンクロ板飛び込み銀メダルで、今回は3メートル板飛び込みに臨む三上紗也可(みかみさやか)(日体大)も参加した。
「ドライランド」と呼ばれる屋内練習場でマットやトランポリンを使い、空中姿勢や宙返りの動きを確かめた後、プールで各自が専門練習。3〜10メートルの高さから飛び込み、ひねりを加えた技を試すなど2時間ほど打ち込んだ。
世界選手権への出場は榎本が3度目、須山は2度目でともに2年連続。来年のパリ五輪の予選も兼ね、個人種目は12位以内が出場枠を手にできる。3メートル板飛び込みの榎本は「順位と、決勝に残ることにこだわりたい」、3メートル板飛び込みとシンクロ板飛び込みの須山は「世界と戦えるスタートラインに立てるよう、今は技の難易率を上げていきたい」と意気込んだ。
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