鉄の新たなデザインの可能性を提案する「maasa」ブランドの専用サイト

 鉄材加工販売の植木鋼材(宇都宮市川田町、植木揚子(うえきようこ)社長)は24日までに、鉄を使った新たなデザインの可能性を提案するオリジナル意匠加工ブランド「maasa(マーサ)」の専用ウェブサイトを開設した。昨年8月に開設した本社ショールームに続き、一般客向けの情報発信を強化した。

 サイトは現在、定価販売や受注対応の約30アイテムを三つのジャンルに分けて紹介する。このうち「EDO style」は、組子の伝統文様をあしらった鉄壁、灯籠スタンドなど工芸調の調度品がそろう。「WITH CREATORS」はジュエリー作家、切り絵作家、書家とコラボした商品を提案。「鐵あそび」はスタンドテーブルから表札、アクセサリー、雑貨、ディスプレー用品まで幅広く展開している。

 maasaの製品について、同社は「さまざまな事業者などから反響がある」と手応えを感じており、「秋には東南アジアでの販路開拓を、来年1月にはフランスでの見本市『メゾン・エ・オブジェ・パリ』への出展を進めていきたい」としている。