ログハウスを再活用して開かれたイベント

 【栃木】約8年前に営業を終了した直売所のログハウスを再活用したマルシェイベント「TERAO LOG MARKET(テラオ・ログ・マーケット)」が22日、星野町の旧星野生産物直売所で開かれた。

 寺尾地区の拠点づくりを模索していた地域おこし協力隊の国府谷純輝(こうやじゅんき)さん(27)が企画。修繕したログハウスに「いちひこ帆布」や「ぬい農園」など地区に関係する6事業者の農産物や加工品、小物が並んだ。

 午前10時の開店から多くの来場者が訪れ、弁当や総菜は午前中で完売した。旧直売所を利用していたという鹿沼市上殿町、幼児教室講師中野(なかの)あけみさん(65)は「懐かしかった。使わないともったいない建物なので、ぜひまたお店をやってほしい」と話した。

 国府谷さんは「人が集まる場所となる可能性を示せた」と手応えを感じていた。