栃木労働局は31日、2月の栃木県内有効求人倍率(季節調整値)が前月と同じ1.19倍だったと発表した。有効求人数が0.8%、有効求職者が0.4%とそれぞれ増加した。
全国平均は0.01ポイント減の1.34倍で、栃木県の順位は一つ上がって39位だった。
季節的要因を除いた原数値では、雇用の先行指標となる県内の新規求人数が前年同月比3・2%増の1万4800人と、2カ月ぶりに増加した。
新規求人数を産業別で見ると、製造業が6.5%減の2114人で2カ月連続の減少。建設業は8.4%増の1618人と5カ月ぶりに増加した。
新規求職者数は4.0%増の6683人で、5カ月ぶりに増加した。