栃木県内各地で今年、野焼きが原因の下草火災が相次いでいる。県警によると、1~2月に県内で発生した下草火災のうち、田畑や庭先での野焼きから燃え広がったとみられる火災は前年同期比25件増の73件に上った。庭先などでの違法な野焼きや準備不足で消火できなくなるケースが目立つという。2月には塩谷町と真岡市の野焼き現場で計2人が死亡した。県は違法な野焼きを止め、野焼きをする場合は必要な消火手段を用意するなど十分な対策を講じるよう呼びかけている。
県によると、畑や庭で家庭ごみや刈り取った草などを燃やす野焼きは原則、廃棄物処理法で禁じられている。河川管理や病害虫駆除などで必要な場合は例外的に認められている。
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