第50回記念宇都宮市民合唱祭が26日、市文化会館大ホールで開かれる。同祭は3年ぶり。市内で活動する23団体が出演し、日本を代表するプロの合唱団「東京混声合唱団」が花を添える。
毎年春に開催していたが、コロナ禍で2年間開催できなかった。市民合唱協会事務局の藍原寛治(あいはらかんじ)さんは「コロナは人が集い声を出す合唱に大きなダメージを与えた」と話す。愛好者の高齢化もあって、活動休止中の団体もあるという。
こうした中での50回を記念する合唱祭は、愛好者にとって喜びは大きく、流行歌や童謡、宗教音楽など各団体が得意とする曲を披露する。
東京混声合唱団は、「箱根八里」や「この道」「瑠璃(るり)色の地球」など親しみやすい曲を中心に約1時間のステージを繰り広げる。藍原さんは「市民延べ600人以上が参加する合唱祭。今回はプロも出演するので、合唱愛好者はぜひ足を運んでほしい」と話している。
午前10時10分〜午後3時半ごろ。東京混声合唱団の招待演奏は午後2時半ごろからを予定している。入場料2千円、高校生以下千円。市文化会館と県総合文化センタープレイガイドで販売している。(問)藍原さん090・6114・2720。