男子背泳ぎ50メートル12歳 29秒67で全国大会標準記録を突破した山名(イトマンイーグル)日環アリーナ栃木屋内水泳

 水泳の第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会県予選が2月26日、宇都宮市の日環アリーナ栃木屋内水泳場(短水路)で行われ、男子12歳でイトマンイーグルの山名貴徳(やまなたかのり)(旭)が背泳ぎの50メートルと100メートル、女子12歳でスウィン宇都宮の松下愛(まつしたあい)が背泳ぎ100メートルと個人メドレー200メートルと、2選手が2種目で全国大会の標準記録を突破した。

 このほか、男子では、100メートル自由形11歳で御幸ケ原SSの佐々木裕飛(ささきゆうひ)(泉が丘)、バタフライ100メートル12歳で西那須インターの石井悠稀(いしいはるき)(那須塩原南)、背泳ぎ50メートル10歳以下でイトマンイーグルの赤羽廉慈(あかばれい)(小山城北)、200メートルリレー11、12歳でSGC・佐野が標準記録をクリアした。

◇Web写真館に別カットの写真

 女子では、個人メドレー200メートル11歳でスウィン宇都宮の鈴木志歩(すずきしほ)(陽光)と鹿野結愛(かのゆあ)(白沢)、50メートル背泳ぎ12歳でスウィン鹿沼の田島花華(たじまはなか)(菊沢東)、バタフライ100メートル12歳でスウィン大田原の小松崎梨未(こまつざきりみ)(大田原)、200メートルリレー11、12歳で1位だったJSS宇都宮の第1泳者・本田陽茉璃(ほんだひまり)(安塚)が28秒24で、それぞれ標準記録を上回った。

山名 大舞台で表彰台目標

 「標準記録を突破しました。おめでとうございます」。アナウンスとともに、電光掲示板に花火の画像が映し出され、他の選手や大会役員、客席から送られる大きな拍手。イトマンイーグルの山名貴徳(やまなたかのり)(旭)はこの日2度、日環アリーナ屋内水泳場を沸かせた。