県勢最高の7位だった宇都宮ブリッツェンの谷(中央)=静岡県富士市(チーム提供)

 自転車ロードレースのJCL開幕前に行われる「第2回富士クリテリウムチャンピオンシップ」最終日は5日、静岡県の富士市役所前特設周回コース(1周1.8キロ)で決勝(30周=54キロ)などを行い、栃木県勢は谷順成(たにじゅんせい)(宇都宮ブリッツェン)の7位が最高だった。

 決勝には4日の予選を勝ち上がった75人が出走。レースは中盤まで互いにけん制し合う展開が続き、16周目に谷を含む11人が逃げ集団を形成。メイン集団はブリッツェン勢がコントロールし、20周目に小野寺玲(おのでられい)らが抜け出したが、先頭集団に合流できなかった。

 一方、集団で粘った谷は最終コーナー手前で仕掛けたが、ロングスパートの横塚浩平(よこつかこうへい)(VC FUKUOKA)に届かなかった。さいたま那須サンブレイブは吉岡直哉(よしおかなおや)の11位が最高だった。