アイスホッケーアジアリーグは4日、北海道苫小牧市の白鳥王子アイスアリーナほかで3試合を行い、HC栃木日光アイスバックスはRE北海道に2-3の逆転負けを喫した。連勝は2で止まり通算21勝18敗、順位は3位が確定している。
立ち上がり10分間は両者譲らず。ペナルティーなどでプレーが止まる時間も少ない展開で、バックスも好機をつくった。テンポのいい攻撃の応酬が続き、第1ピリオド(P)終了間際にDF佐藤大翔(さとうひろと)が決めてバックスが均衡を破った。
第2Pは次第に相手が攻勢に出る中、3分0秒にリバウンドを押し込まれて失点。しかし13分16秒、FW古橋真来(ふるはしまくる)が左サイドでキープし、反転しながら送ったバックハンドのパスをFW鈴木健斗(すずきけんと)がたたき込んで再びリードを奪った。
第3Pは自陣に押し込まれる時間帯が続いた。GK福藤豊(ふくふじゆたか)を中心に猛攻をしのぎ続けたが、14分49秒にリバウンドをたたかれて追い付かれると、直後にも失点。残り1分で6人攻撃を仕掛けたが実らなかった。
次戦はレギュラーシーズン最終戦。5日午後3時から同会場で同カードを行う。