日本やフィリピン、韓国などの強豪チームが優勝を争う「東アジアスーパーリーグ」(EASL)は3月1日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で開幕し、宇都宮ブレックスは同日午後7時半からTNTトロパンギガ(フィリピン)と初戦で対戦する。
大会は8チームを2グループに分け、それぞれグループ内の任意の2チームと対戦。その後、沖縄県内で両グループの1位同士で決勝、2位同士で3位決定戦を行う。試合はベンチ入り12人、各クオーター10分。外国籍選手(アジア特別枠は除く)のベンチ入りが2人までとなっている。
TNTは昨季のフィリピン2位チームで現役代表選手も在籍。同国の特徴でもある1対1を重用しながら3点シュートも多投するスタイルで、ブレックスは高い攻撃力をどれだけ抑えられるかがポイントになる。
ブレックスの国際大会出場は2019年のプレシーズン大会「テリフィック12」以来4年ぶり。大黒柱のジョシュ・スコットは「規定の違いもあるが、ゲームプランや自分たちのスタイルは変わらない」と一戦必勝を誓う。佐々宜央(さっさのりお)監督は「ブレックスが東アジアでもしっかり戦えるということを証明していきたい」と意気込んだ。