【壬生】町は27日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比6・9%、11億4千万円減の154億6千万円。町清掃センターの基幹的設備改良工事の完了などで減少したが、過去3番目の規模となった。小菅一弥(こすげかずや)町長は「昨年の新庁舎開庁やコストコ壬生倉庫店の出店などに続き、新年度も町民の満足度向上のため挑戦を続ける予算」と説明した。

 主な事業では、旧庁舎解体事業と本庁舎跡地利活用検討事業に計2億1100万円、六美町北部土地区画整理支援事業に2億2900万円、町役場最寄りの東武国谷駅の駅前広場整備事業に1億5千万円を計上した。おもちゃのまち駅のバリアフリー化整備事業には2億2900万円を充て、年度内にエレベーターを完成させる予定。