大田原市の相馬憲一(そうまけんいち)市長は27日の定例記者会見で、市総合政策部長の斎藤達朗(さいとうたつろう)氏(60)を4月1日付で副市長に登用する方針を明らかにした。関連議案を3月定例市議会に提出する。副市長は昨年7月から高橋一成(たかはしかずしげ)氏(61)が務め、約1年ぶりに2人制となる。
斎藤氏は宇都宮大卒。1986年に市役所へ入庁し、政策推進課長や教育部長を歴任。2020年からは総合政策部長を務め、今年3月に定年退職する。副市長就任後は保健福祉や市民生活、産業振興、教育の各部を主に担当する予定。
相馬市長は「今まで培ってきた手腕を遺憾なく発揮してほしい。2人制でより細かく目配りをし、市の活性化につなげたい」などと話した。