【那須烏山】市は21日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比7・5%の大幅増となる120億円。一般会計の120億円台は12年度以来で、認定こども園整備や脱炭素化推進の経費が押し上げた。自身の公約を各分野に反映させた市第3次総合計画(23~27年度)に基づく最初の予算編成となり、川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は「子育て分野やJR烏山線、烏山高の存続などに重点を置いた、未来志向の積極型予算」と説明した。

 荒川の浸水想定区域内に立地する市にこにこ保育園を高台にある市つくし幼稚園と統合、認定こども園化する。整備費は23、24年度で計8億8900万円を見込み、うち23年度は3億2700万円を計上する。