県教委は14日、2023年度県立高全日制の入学者選抜で、特色選抜の合格内定状況を発表した。全58校114系・科の合格内定者は前年度比40人増の3162人だった。受験者4828人に対する内定倍率は1・53倍で、前年度から変動はなかった。
全日制全体の募集定員に占める特色選抜の合格内定者の割合は28%で、一般選抜の定員は8017人となった。
合格内定倍率が2・5倍以上となったのは7校9科。最高は宇都宮中央高普通科の3・74倍で2年連続だった。次いで宇都宮白楊高食品科学科3・50倍、宇都宮中央高総合家庭科3・11倍、宇都宮白楊高服飾デザイン科3・0倍などと続いた。
中高一貫教育校では宇都宮東高で初めて内部進学者と特色選抜合格内定者などで募集定員に満たなかったため、一般選抜(定員3人)を実施する。
新型コロナウイルスを理由とした欠席者は11人で、無症状で濃厚接触者だった2人は別室で受験した。
一方、県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園には80人が合格した。合格倍率は1・21倍だった。