政府の新型コロナウイルス対策の新たな指針で、マスクの着用が個人の判断に委ねられる見通しとなったことを受け、県は10日、来週前半にも対策本部会議を開き、県としての対応を決定する方針を決めた。
福田富一(ふくだとみかず)知事は「本格的なウィズコロナの段階を迎えることとなる中、今後の感染対策は行政が関与する仕組みから、個人の選択を尊重することを基本とする考え方へと段階的に転換していく必要がある」とコメントを出した。
政府方針に関しては「卒業式や入学式といったイベントも見据えつつ、周知期間を設けた上でマスクの着用の考え方を見直すとしたことについては評価したい」とした。