4月9日投開票の県議選を前に、下野新聞社は16日~23日、10~30代の若年層をターゲットにウェブアンケート「選挙どうする?」を実施する。アンケートを起点に各種選挙で投票率が低い傾向にある若者世代の声を集め、地域で活動するまちづくり団体へのインタビューを通じて報道する。

 アンケートでは県議選に投票する(投票しない)理由、県議会を身近に感じるかといった問いを設けており、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などから回答できる。30代までがメインターゲットだが、他の年代も回答可能。回答データは集計して記事化するほか、どうして投票に行くのか(行かないのか)、どうすれば投票に行こうと考えるのかといった若者の意向を深掘りする議論の場で活用する。

 県選管がまとめた前回2019年の県議選の年齢別投票率を見ると、20~24歳が22・98%と最も低く、20~29歳が25・42%、30~34歳が27・84%と続いた。10~30代はいずれも全体平均(40・44%)を大きく下回り、国政選挙、地方選挙問わず投票率が低い傾向にある。

 ウェブアンケートはSOONから回答できるほか、専用QRコード、ツイッターでは「#下野新聞」「#しもつけ選挙どうする」で検索するなどしてアクセスできる。性別や年齢などの質問は、個人情報の収集を目的とするものではない。

 
ウェブアンケート専用QRコード