県警が2022年に受理した110番件数は前年比1万9765件(15・8%)増の14万4754件で、過去10年間で最多だったことが26日までに、県警のまとめで分かった。新型コロナウイルス禍が続く中、行動制限の緩和で人の動きが増えたことが要因とみられる。また一部スマートフォンに搭載された緊急通報機能の誤発信などにより、無効件数は前年の約1・5倍に増え、過去10年間で2番目に多い2万8863件に上った。県警は適正利用を呼びかけている。
県警通信指令課によると、22年に受理した110番のうち、いたずらや間違い電話などを除いた有効件数は9531件(9・0%)増の11万5891件。例年11万件台だったが、コロナ禍に伴って20、21年は10万件台に減少し、3年ぶりに11万件台となった。
同課は「コロナ禍が3年目となって行動制限が緩和されたために外出する人が増加し、トラブルも増えたのでは」とみている。
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