アルペンスキーの第101回全日本選手権大会は1日、福島県の猪苗代スキー場で男女のスーパー大回転(1回)を行い、日光市出身で足利工大付高(現足利大付高)出の堀口直暉(ほりぐちなおき)(日光SC)が男子で初優勝を飾った。同大会で県勢が頂点に立つのは初めて。
大会には男子120人、女子54人が出場。全長1628メートル、標高差390メートル、旗門数33というダイナミックなコースに挑んだ。堀口はスピードに乗った滑りで中盤に大きくタイムを伸ばすと、1分7秒18でフィニッシュ。2位の選手に0秒17差で競り勝った。
このほか県勢は本県出身大学生2人と県連盟2人が出場。同校出身で女子の鈴木英(すずきはな)(青学大)が1分9秒47をマークし6位入賞を果たした。