2020年の第61回大会でスタートを切る1区の選手たち

 栃木県内最大規模の駅伝大会「第64回県郡市町対抗駅伝競走大会」(栃木陸上競技協会など主催、下野新聞社など大会共同企業体運営)は29日、県庁-栃木市総合運動公園陸上競技場を往復する10区間60・42キロで行われる。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。29チームが出場し、郷土の誇りを懸け熱いレースを繰り広げる。雨天決行。

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 大会は各年代での全国大会経験者がそろう那須塩原Aを軸とした優勝争いが予想される。前回、初の総合優勝を果たした大田原Aにも好選手が多く、連覇の期待がかかる。

 注目選手では、実業団で活躍する梶谷瑠哉(かじたにりゅうや)(日光A、SUBARU)や、正月の東京箱根間往復大学駅伝を走った広澤優斗(ひろさわゆうと)(真岡A、日体大)らがエントリーしている。

 スタートは午前10時。1区の高校・一般男子から、各ランナーが県道宇都宮栃木線(栃木街道)を南下する。往路ゴールは同11時半ごろ。復路は午後0時半に始まり、ゴールは同2時ごろ。とちぎテレビ、栃木放送が実況中継する。

 同時開催の「第15回県小学生駅伝競走大会」は同運動公園内特設コース6区間9・073キロで行われ、33チームが競う。スタートは午前10時。下野新聞社の動画サイト「Movemate(ムーブメイト)」でライブ配信する。