センバツ初出場を祝し、教科書や参考書を手に記念撮影に臨む石橋高の選手たち=27日午後、下野市石橋

21世紀枠で初のセンバツ出場が決まり、手を取り合って喜ぶ石橋高の瀬端校長(中央)、野球部の福田監督(左)、大山部長=27日午後、下野市石橋

センバツ初出場を祝し、教科書や参考書を手に記念撮影に臨む石橋高の選手たち=27日午後、下野市石橋 21世紀枠で初のセンバツ出場が決まり、手を取り合って喜ぶ石橋高の瀬端校長(中央)、野球部の福田監督(左)、大山部長=27日午後、下野市石橋

 聖地への扉は「三度目の正直」でついに開かれた。2017、21年と過去2度、選抜高校野球大会の21世紀枠関東・東京地区推薦校に選ばれながら落選していた石橋の初の甲子園出場が27日、決定した。監督や選手は喜びに浸り、憧れの聖地でのプレーに早くも思いをはせる。同校OBや関係者らは「来年の石高創立100年に花を添えた」、「甲子園に行って母校を応援したい」と語り、初の快挙を祝福した。

 無数のフラッシュを浴びながら緊張の面持ちで報道陣の前に立った横松誠也(よこまつともや)主将は「取り組みを評価していただけた。甲子園でのプレーをイメージしながら高いモチベーションを持てることがうれしい」と喜びを口にした。