昨年1月の栃木国体では成年男子5000メートルで5位だった小川=日光霧降スケートセンター

栃木国体には県スポーツ専門員として出場した上鹿渡=日光霧降スケートセンター

昨年1月の栃木国体では成年男子5000メートルで5位だった小川=日光霧降スケートセンター 栃木国体には県スポーツ専門員として出場した上鹿渡=日光霧降スケートセンター

 特別国民体育大会冬季国体スケート・アイスホッケー競技会「未来へつなぐ八戸国体」は28日から2月5日までの9日間、青森県八戸市などで氷上の戦いが展開される。本県からは選手48人、監督8人の計56人が出場予定。本県は日光市開催で男女総合成績(天皇杯)7位、女子総合成績(皇后杯)10位と躍進した前回大会に匹敵する成績を目指す。各競技に臨む県勢を展望する。

スピード成年

 2021年度まで県スポーツ専門員として活動していたスピードスケート成年男子の小川拓朗(おがわたくろう)(県連盟)、同成年女子の上鹿渡双葉(かみかどふたば)(ジョイフィット栃木)が本県選手団の一員として冬季国体に出場する。2人は支援先探しに苦労しながらも県内所属での活動を希望。お世話になった関係者への恩返しや新たな支援先獲得のために上位進出を目指す。

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