【大田原】県教委が2021年度から発掘調査を手がける湯津上の国指定史跡・上侍塚古墳で昨年末から、江戸時代に徳川光圀(とくがわみつくに)が行って以来、約330年ぶりとなる墳丘部の学術調査が行われている。26日までに古墳の表面を覆う「葺(ふ)き石」や、葬送儀礼で使われたとみられる土器の一部などが出土し、古墳後方部は高さ各4メートルほどの3段で築造されていたことも確認した。県教委は28日に本年度2回目の現地説明会を開き、途中経過を説明する。
同古墳は4世紀の前方後方墳で、墳長114メートルと同地域最大。調査は県教委の委託を受け、県埋蔵文化財センターが実施。文化庁の認可が下りたため、昨年12月から墳丘部の調査に着手し、これまでに13カ所を2メートル幅で掘り下げている。
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