県は24日、下野市の住宅地で回収されたノスリ1羽の死骸から検出された鳥インフルエンザウイルスは、毒性の強い高病原性だったと発表した。県内での高病原性ウイルスの確認は昨年12月以降、大田原市、佐野市で見つかった野鳥に続き、今季3例目となった。

 ノスリは18日に回収された。県の簡易検査でウイルスの陽性反応が出たため、国立環境研究所で詳しい病原性などを調べていた。県は発見場所から半径10キロ圏内で野鳥の監視強化を継続する。