宇都宮地方気象台は25日午前5時48分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では26日明け方にかけて北部を中心に強い雪が降り、大雪となるとして、注意を呼びかけている。
気象台によると、強い冬型の気圧配置の影響で、県内は26日明け方にかけて北部を中心に大雪となり、南部でも25日は積雪となるところがある見込み。北部では警報級、南部は注意報級の降雪となる恐れもある。
気象台は、大雪による交通障害や路面の凍結、雪崩、水道管の凍結に注意するよう呼びかけている。また、南部では25日夕方にかけて強風に、北部は26日夕方にかけて風雪にも注意が必要としている。
25日午前5時現在の24時間降雪量と積雪の深さ(アメダスによる速報値)は、日光市土呂部で8センチ、27センチ。奥日光の中禅寺湖畔で6センチ、2センチ。
26日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで北部山地30センチ、北部平地と南部山地で8センチ、南部平地3センチ。
25日から26日にかけて予想される最大風速は12メートル、最大瞬間風速は25メートルの見込み。