ブリッツェン移籍後初勝利を飾った沢田(チーム提供)

 自転車オフロードのジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第8戦「ざおうさまカップ」は22日、宮城県の蔵王町総合運動公園特設会場で行われ、男子トップカテゴリーのC1(1周2.6キロ×9周=23.4キロ)で宇都宮ブリッツェンの沢田時(さわだとき)が57分55秒で移籍加入後初優勝を飾った。

 ブリッツェン勢は小坂光(こさかひかる)が欠場し、沢田のみが出場。31人が出走した。

 初出場の沢田はスタートで3番手につけ、直後にトップに立った。平地でジャンプするバニーホップで障害を越えてリードを広げ、3周目には2位集団に14秒差をつけて独走状態に。その後も後続の差を広げ、最終的には2位に1分以上差をつけてフィニッシュした。