ホッケーの日本リーグ女子は20日、東京都の大井ホッケー競技場で1試合を行い、本県のグラクソ・スミスクライン(GSK)が終盤にMF田中彩樹(たなかさき)の決勝ゴールで東京Vに2-1で競り勝った。通算4勝4敗、勝ち点12とし、順位を一つ上げて6位に浮上。1試合を残し、上位4チームが進出するプレーオフ進出に望みをつないだ。
GSKは第1クオーター(Q)序盤から攻勢に出ると、5分にFW五島梨奈(ごしまりな)が先制点を挙げて主導権を握った。第2Qは立ち上がりに一瞬の隙を突かれ同点に。その後は積極的にサークルに進入し、再三にわたりペナルティーコーナー(PC)を獲得したが追加点を奪えず、1-1で試合を折り返した。
第3Qは押される場面もあったが、GK工藤優(くどうゆう)らの堅守で無失点。第4Q5分、この試合8度目のPCも実らなかったが、残り2分にサークル外左サイドからの打ち込みに田中が飛び込んで勝ち越した。
次戦はレギュラーステージ最終戦。GSKは22日午前11時から、同会場で南都銀行と対戦する。