1対1の練習に励むバックスの選手たち=日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは21、22の両日、日光霧降アイスアリーナで東北と対戦する。ともに午後2時から。21日にもプレーオフ(PO)進出が決まる可能性がある、年明け最初のホーム戦だ。

 レギュラーシーズン(RS)は残り12戦。バックスは通算17勝11敗の3位につける。東北は6勝22敗の6位だが、昨年12月の全日本選手権で優勝し、年明けもリーグ首位の安養に1勝1敗と好調で決して侮れない。

 バックスは受け身にならないことが重要で、藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「しっかりした守りから、バトルで勝った上で賢く戦わないといけない」と準備してきた。

 リーグも後半戦に入り、ベテラン勢の疲労蓄積も考えれば若手の奮闘は必須。2年目のFW荒井詠才(あらいえいさい)は「気負わずやりたい。FWなのでシュートや味方のチャンスメークで貢献する」と静かに闘志を燃やしている。

 POへはRS上位4チームが進む。バックスが21、22日いずれかの試合で勝利すればPO進出が決定。2連敗の場合は次節以降へ持ち越しになる。