元足利市議の大谷弥生(おおたにやよい)氏(49)=同市利保町2丁目=は18日、県庁記者クラブで記者会見し、今春の県議選足利市選挙区(定数4)に無所属で立候補することを正式表明した。
大谷氏は2期務めた足利市議を10日に辞職して会見に臨み、「災害に強いまちづくりに欠かせない農林業や河川の問題、障害福祉などについて、市議ではできなかった領域に取り組みたい」と力を込めた。
足利市について「県庁から遠いことなどから、栃木県から疎外感を抱いている市民もいる」とし、「市民と県をつなぐ役割を果たしたい」と述べた。医療従事者や教職員などエッセンシャルワーカーの魅力度向上、市民と連携したまちづくりなどにも意欲を示した。