小山の雲井副市長退職　事実上の更迭　「信頼関係損なわれた」

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小山市役所

　小山市は17日、雲井富雄（くもいとみお）副市長（64）が16日付で退職したと発表した。

　同日、浅野正富（あさのまさとみ）市長に退職願を提出し、受理された。浅野市長によると、市長に断りなく地元選出の自民党県議の賀詞交歓会に出席したのが背景にあり、事実上の更迭という。後任は未定。

　浅野市長によると、雲井氏は先週末、自民党県議が市内のホテルで開いた賀詞交歓会に出席。副市長と紹介され、各界代表ら約１８０人を前に中締めを担った。浅野市長は招かれておらず、翌日、関係者から聞いて知ったという。