高学年女子で県勢最高の2位に入った佐藤(作新)のティーショット=小山GC10番

 ゴルフの第3回小山ジュニアカップが12月27日、小山市の小山GCで行われ、小学高学年(5665ヤード、パー72)の女子で佐藤藍美(さとうあいみ)(作新)が7オーバー、79で県勢最高の2位に入った。水沼茉子(みずぬままこ)(横川西)が同スコア(順位はカウントバックによる)で3位に続いた。男子高学年は岡安悠稀(おかやすはるき)(戸祭)が6オーバー、78で3位。混合で行われた低学年(1895ヤード、パー36)では、鄭才羽(ちょんじぇう)(作新)が2オーバー、38で3位だった。

 インスタートの佐藤は、前半は3オーバー、39。後半は40としたが、トップに3打及ばなかった。

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 優勝は、高学年男子・関奏弥(せきかなや)(茨城・石岡市石岡)、同女子・高木杏衣(たかぎあい)(茨城・土浦市中村)、低学年・島田笑生人(しまだえいと)(群馬・伊勢崎市豊受)だった。

うれしいけど悔しい

 小学高学年女子で県勢最高の2位に入った佐藤藍美(さとうあいみ)(作新)は「うれしい。けど悔しい」と、複雑そうな表情を浮かべた。

 「ドライバーは良かった」というが、2打目の調子が悪く、パットも決まらなかった。それでも後半の8番ショートで約30ヤードをチップインバーディー。「7番でボギーをたたいて、取り返そうと思った。強いかなと思ったが入った」と意地を見せた。

 次の目標は3月下旬の「あした天気になあれ」ジュニア競技大会。「ドライバーの飛距離を30ヤード伸ばして、アイアンの方向性を良くしたい。優勝を目指す」と、表情を引き締めた。