バスケットボールB1宇都宮ブレックスは18日、札幌市の北海きたえーるで同じ東地区の北海道と対戦する。年明けはここまで2勝2敗。勢いに乗るためにも勝ち切りたい一戦だ。

 ブレックスの前節は仙台と対戦し62-55で競り勝った。ジョシュ・スコットが19得点22リバウンド、アイザック・フォトゥが10得点7リバウンドとゴール下で奮闘。後半は要所で比江島慎(ひえじままこと)のアタックや遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)の3点シュートが決まり逃げ切った。通算13勝16敗で順位は地区5位。

 北海道は通算7勝22敗。5連敗中で地区最下位に沈む。攻撃力が高く1試合平均82・1得点はリーグ7位。14日のオールスター戦にも出場した橋本竜馬(はしもとりょうま)、昨季得点王のショーン・ロングら5人が2桁得点を挙げていて警戒が必要になる。

 スチール数もリーグ4位と守備の出足は速い一方、平均失点やリバウンドは下位と苦しんでおりブレックスにも付け入る隙はありそうだ。球際の争いで後手に回らず優位に立ち回りたい。