練習試合2本目、ドリブルで突破を試みる栃木SCの森(左端)

 サッカーJ2栃木SCは15日、宇都宮市の河内総合運動公園陸上競技場で今季初の練習試合(30分×3)を行い、栃木SC・U-18に5-2で勝利した。

 昨季の主力中心で臨んだ1本目は序盤からボールを支配。14分にFW根本凌(ねもとりょう)が先制点を挙げると、27分にはMF西谷優希(にしやゆうき)が追加点を決めた。選手を大幅に入れ替えた2本目は4分に失点。主導権を握りながらも決め手を欠き、相手の速攻を何度も許した。

 さらにメンバーを変更した3本目の4分に再び失点。しかし徐々に攻撃の歯車がかみ合い5分にFW小堀空(こぼりそら)のゴールで勝ち越すと、終盤にDF大島康樹(おおしまこうき)、MFジュニーニョが決めて突き放した。

 試合はファンクラブ会員に限定して公開。約400人が新たなチームのプレーを見守った。