アルペンスキーの特別国体冬季大会県選手選考会は13日、那須塩原市のハンターマウンテン塩原で各種別の大回転(1回)を行い、成年男子Aは金子竣哉(かねこしゅんや)(今市)が55秒05で2連覇、成年女子Aは昨季少年女子覇者の横尾彩乃(よこおあやの)(足利、日大)が制した。
成年男子Bは水上早瀬(みずかみはやせ)(小山)が1分0秒56、同Cは石田憲二郎(いしだけんじろう)(宇都宮)が57秒37でトップ。成年女子Bは小番聖夏(こつがいせいか)(宇都宮)が59秒25で1位だった。
少年男子は横尾錬(よこおれん)(足利大付高)が出場全選手中トップの54秒90をマークし優勝。少年女子は大西美琴(おおにしみこと)(同)が56秒67の好タイムで頂点に立った。
各部門の上位入賞者は2月17~20日、岩手県で行われる本大会に出場する。
強さ支えた経験値の高さ 金子(今市)
経験の蓄積で身に付けた力はそう簡単に揺るがない。成年男子Aは社会人1年目の金子竣哉(かねこしゅんや)(今市)が2連覇。「自分に染みついた滑りを出せれば、結果は良くても悪くてもいいと思っていた」。欲張らず、硬くならず、自然体の滑走で結果を出した。
ゴール地点の気温は8度。雲一つ無い青空の下で鮮やかなシュプールを描いた。
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