アルペンスキーの県高校・中学総体は11日、那須塩原市のハンターマウンテン塩原で開幕し、男女の回転(2回)を行った。高校は男女ともに足利大付勢が表彰台を独占。男子は3年の深澤嵩晴(ふかさわこうせい)、女子は1年の大西美琴(おおにしみこと)がそれぞれ初優勝を飾った。
深澤は1回目を終えて41秒49でトップ。2回目も45秒12をマークし、計1分26秒61で2位と0秒11差の接戦を制した。大西は1回目で出場唯一の43秒台を記録し、そのままリードを保った。
中学男子は足助柊哉(あすけしゅうや)(東那須野)、女子は大貫詩旺(おおぬきしお)(鹿沼東)がそれぞれ危なげなく連覇を果たした。
高校男女の上位入賞者は2月7~11日、山形県で開催される全国総体(インターハイ)に、中学男女の上位入賞者は同7~10日、長野県で開催される全国大会に出場する。
重圧の中、攻めの滑り
会心の滑りを終えタイムを確認し、「よし、よし」とうなずいた。高校男子回転を初めて制した深澤嵩晴(ふかさわこうせい)(足利大付)は普段のクールな表情から一転、感情を表に出した。
残り:約 486文字/全文:980文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く