アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは7、8の両日、いずれも午後3時から札幌市の月寒体育館でRE北海道と対戦する。アウェーで迎える2023年の初戦。連勝でリーグ終盤へ向けて勢いをつけたい。

 各チームがレギュラーシーズン(RS)全40試合のうち26試合を消化。バックスはここまで17勝9敗の3位で、上位4チームが進出するプレーオフ圏内につけている。

 リーグは4連勝中だが、昨年12月の全日本選手権では3位決定戦でRE北海道に敗戦を喫しているだけに今節は雪辱戦でもある。FW斎藤哲也(さいとうてつや)やFW寺尾勇利(てらおゆうり)といったけが人の不安要素はあるが、藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「この時期はどのチームも同じ状況」と言い訳にせず一戦必勝を誓う。

 RE北海道は18勝8敗の2位で、今季RSの直接対決は2勝2敗の五分。ポイントランキングトップのFW中島彰吾(なかじましょうご)を中心に個人能力の高さはリーグ随一の難敵だが、バックスとしては2位浮上の好機でもある。