バレーボールの第75回全日本高校選手権大会(春高バレー)第2日は5日、東京体育館で男女2回戦を行い、16強が決まった。県勢は女子の宇都宮中央女・宇都宮中央(56年ぶり4度目)が熊本県代表の熊本信愛女学院(2年連続34度目)に0-2で敗れた。
宇都宮中央女・宇都宮中央は第1セット序盤に連続得点を許し追う展開。大嶋優貴乃(おおしまゆきの)のスパイクなどで食い下がったが差は詰まらず17-25で落とした。
第2セットも立ち上がりで連続3失点、4失点と相手ペース。それでも中盤には渡部陽奈(わたなべひな)のフェイントなど3連続得点、大嶋のサービスエースなど4連続得点で14-14の同点に。だがそこから再び相手に主導権を握られ17-25と離された。
このほか女子は2連覇中の就実(岡山)に新型コロナウイルス感染者が出てこの日から欠場。男子は前回覇者の日本航空(山梨)や国体を制した鎮西(熊本)、全国高校総体優勝の東山(京都)などが3回戦に駒を進めた。