2022年もあとわずか。日本漢字能力検定協会が京都・清水寺で発表した今年の漢字は「戦」でしたが、みなさんが思う今年の漢字は何でしょうか。また、この一年に買ったもの、食べたものなどで「よかった」と思うものがあれば教えてください。

 下野新聞「あなた発 とちぎ特命取材班」は、LINEのお友だち(あなとちパートナー)に2022年の漢字を尋ねるアンケートを実施しました。「迷」「闘」「堪」などの文字が並び、回答からはそれぞれの一年の苦労や頑張りがにじみました。

 アンケートは12月22~24日、「あなた発 とちぎ特命取材班」のLINEで募り、23件の回答が寄せられました。以下、一部をご紹介します。

あなたが思う2022年を表す漢字を1文字でお答えください

「迷」
・何が正しいのか、分からない感覚になることが多かったため(50代男性)
・世界経済、日本経済、だけでなく、世界情勢も、進行方向を探しているようである。コロナ禍もまた、道半ばである(50代男性)

「闘」
・ロシアのウクライナ侵攻、サッカーW杯での日本代表の健闘、日本国内では国民がコロナ、物価高、円安と闘っている。戦よりも闘のが合っていると思った(30代女性)

「失」
・小学校からの友人を失った。母が老人ホームに入った。面会はガラス越し電話での会話。年をとると失うものが多いと思いました(60代男性)

「悲」
・3月にコロナ感染し後遺症で未だに病気休暇中のため給料はもちろんボーナスももらえず、請求書ばかり毎月届くといった悲しい生活を余儀なくされているため(60代男性)

「堪」
・長いトンネルから抜け出せず、でもいつか光がさす外の景色を見ることが必ずできると信じて、笑顔は絶やさず、1年間堪えてきました(50代女性)

「会」
・栃木国体で全国のアスリート、ボランティアの人達とお会いできた(70代以上男性)

 そのほかに寄せられた回答…高、延、弱、閉、躍、前、活、戦、興、怒、滅、愛、銃、炎、迷走、物価高

 2022年に買ったもの、食べたものなどで「よかった」と思うものについても尋ねました。「スマートウォッチのおかげでウォーキングが習慣づいた」「内食がメインになったことで、サバカツをスーパーで見つけた」など回答はさまざまでしたが、日常の喜びが垣間見えるものばかりでした。

2022年に買ったもの、食べたもの、行ったところなどで「よかった」と思うものがありましたら教えてください

・スマートウォッチのおかげでウォーキングが習慣づいた(40代女性)
・ブラウンのハンドブレンダー。料理の幅が広がった(30代女性)
・内食がメインになったことで、サバカツをスーパーで見つけたことです。ハマリました(50代男性)
・剣道武道具の新調。30年使用した物から新たな物に感動(70代以上男性)
・あちこちにあるベーカリーの美味しいパン。遠出をせずとも、身近なところで食べ比べをして、楽しみました(50代女性)
・ブルーインパルスの飛行をカンスタの前で見たこと(50代女性)
・鎌倉殿の13人の聖地巡りで、益子町の阿野全成のお墓までバイクでツーリングしたこと(30代男性)
・コストコで買ったブロイラー(70代以上男性)
・備蓄品(レトルト、カンパン)が、時間経過したものを食べたが、かなり美味しかった(50代男性)
・温泉(伊香保温泉、万座温泉)(50代女性)

 漢字1文字で表す2023年への思いも尋ねました。こちらの回答は年明け配信の記事で紹介する予定です。