賞状を受け取る受賞者

 第53回下野教育美術展(下野新聞社主催、栃木県信用保証協会、県美術教育振興会協賛、県、県教委など後援)幼稚園・保育園の部の表彰式が24日、壬生町本丸1丁目の城址(じょうし)公園ホールで行われた。

 大賞から準特選までの個人受賞者10人と団体賞の15団体に、下野新聞社教育文化事業部の川津聡(かわづさとし)部長から賞状などが贈られた。山中悟(やまなかさとる)中央審査委員長(60)は「どれも心の大きさと遊び心が伝わるすばらしい作品ばかりだった」と講評した。

 大賞に輝いたのは、版画「ワニの親子」を制作した晃望台幼稚園(鹿沼市)年長鈴木那知(すずきなち)ちゃん(6)。「ワニを描くのが楽しかった。これからもたくさん版画や絵を描いていきたい」と話していた。

 同展には8139点の応募があり、754点が入賞した。同ホールでは25日まで、入賞作品を紹介する中央展(午前9時~午後3時)が開かれている。