ゴーグルを着けると、社内が360度見渡せる-。ドコモビジネスソリューションズ(dBS、東京都港区)栃木支店と下野新聞社は来年1月から、仮想現実(VR)技術を活用し、就職活動をする学生が遠隔地からウェブを通じて参加できるオフィスツアーを実施する。新型コロナウイルス禍で移動が制限される中、県内企業と学生をつなぐ新たな手段として、UIターン就職の促進を目指す。県が補助する実証事業で、県内に取り組みを拡大させるための課題を探る。
オフィスツアーは、下野新聞社が宇都宮市の本社を配信会場として県内企業に提供し、dBSの通信技術で首都圏の大学の会場とつなぐ。参加者は、空間を360度映し出せるVRゴーグルを着用。各企業の人事担当者は学生とコミュニケーションを取りながら、仮想空間上の自社内を案内する。遠隔地からでも、より企業の雰囲気を感じられる効果が期待されるという。
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