柔道の第38回県スポーツ少年団交流大会が10日、宇都宮市のユウケイ武道館で行われ、団体決勝で未来塾が矢板市を4-0で下して3大会連続3度目の優勝を飾り、本年度の団体戦の県内主要大会での4冠(全国大会県予選、青木武道館杯、県錬成大会)を成し遂げた。
大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。先鋒(せんぽう)は4年生以下、次鋒と中堅は5年生以下、副将と大将は6年生以下のチーム編成で実施した。
未来塾は、初戦の準々決勝、準決勝をともに5-0と圧勝した。矢板市との決勝では、先鋒の五十嵐(いがらし)琉星(りゅうせい)(大平中央)が内股を決めて一本勝ち。次鋒の藤崎未来(ふじさきみらい)(同)こそ引き分けだったものの、中堅・横田捷都(よこたはやと)(同)は払い腰、副将・(山田竣やまだしゅん)(藤岡)は横四方固め、大将・吉葉琉真(よしばりゅうま)(青葉)は払い腰で、いずれも一本勝ちを収めた。
個人は、軽量の南那須・加藤裕騎亜(かとうゆきあ)(荒川)、重量の今市・田谷紘誠(たやこうせい)(大室)とも、1人だけの出場だった。
■役割果たし偉業達成
快勝だった全国大会県予選、僅差で勝った青木武道館杯、主力を欠きながら制した県錬成大会と、本年度、団体での県内タイトルを独占してきた未来塾。4冠目となる「スポ少」王者の栄冠は、圧倒的な強さでつかみ取った。「優勝できて、4冠ができてうれしい」。5人の選手は表彰式後、そろって笑顔を見せた。
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